2013年12月31日火曜日

2013年

あと2時間足らずで2013年が終わろうとしています。予想通りこのblogは、年初以来何も書かず終いだったわけですが、年の最後に今年一年について書き留めておこうと思います。あせってわざわざこの時間に書こうとしているのは、今からここに書く2013年の反省を次の新しい年に持ち越したくないという思いが強いからです。
具体的に何がどうとか書くつもりもないし、すぐにすべてをパッと思い出せるわけでもないんですが、2013年という一年を一文字で表すと「疲」でした。年明けの海外案件に始まり、社運と動かすような巨大提案を複数同時に抱え、その一方で担当していた案件が大赤字に陥り責任問題に発展するなど、常に何かに追い回されていた日々でした。思い出したくもないような日々を過ごしていた時期もあり、もう2度と同じようなことはしないと誓ったものです。
そのためには、まずひとつひとつの事象に対して集中力を持って取り組むことが重要だと思っています。複数の事象を抱えると、何から手を付けていいかわからなくなったり、面倒くさいことは後回しにしがちです。とかく面倒くさいことというのは、面倒くさい人が絡んでいることが多く、こういう事象に対して如何に強い気持ちで取り組むかというのも大事です。これが後回しの大きな要因のひとつなので、なんとかしないといけないですね。
うまくいかなかった事柄に対して、うまくいったこともあるのですが、総じて言うと気持ち的には後ろ向きなことが多かった一年のような気がします。ただし、少し成長できたかなというのも感じています。もう間もなく来る来年は、より前向きに過ごせるように尽力していこうと思っています。

最後に今年買ったものでテンションの上がったツールたちを載せておこうと思います。


  • モレスキン:Largeで日々の記録をしていました。
  • トラベラーズノート:メモ、手帳
  • つくしペンケース
  • LAMY 2000 4色ボールペン
  • LAMY Safari万年筆

良いお年を。

2013年1月2日水曜日

2013年の抱負

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昔、上司から一人ひとり年頭の抱負を言うように促されたときに、「私に付いて来てください」とかほざいたことがあって、今でも年頭になると恥ずかしく思い出します。しかし、それだけ仕事にもプライベートにも前向きだったのかなと思うと、ここのところの自分はどうなのだろうと反省しているのも確かですが、まあ、間違いなく同じようなことは言わないので自分、安心しろよ。

どこかのライフハック的な記事で見たのですが、目標を立てるときに、これをやるではなく、これをやらないという側面で立てるといいらしいです。ありました。
lifehacker:来年こそダメ人間を卒業したい人は「やらないことリスト」を作るべし
ライフハック的な記事を色々読んで実践してすげー人になれるんだったらやりますけど、基本的にはすげー人になってる人が少ないように思うのでやらないスタンスです。ただ、この記事に関しては面白いので、ちょっと実践してみてもいいかなと思います。とりあえず、いきなりたくさんリストしてもできるわけないので、年初ということでひとつだけ。

  • twitterに愚痴や悪口の類を書かない

人生変わります、はい。


最後に、昨年末に面白いサービスがサービスインしたので紹介しておきます。
Gunosy
自分のtwitter、FB、はてブのIDを登録しておくと、毎日その投稿やブクマの内容から嗜好を分析しておすすめ記事を送ってくれるサービスです。はっきり言ってすごいです。興味深いです。
「精度高すぎ」と話題のニュースキュレーション『Gunosy』は、どんな設計思想で作られているのか?
やってるの大学生です。歯が立ちません。


今年はちょっとはいい年にするぞ。

2012年12月24日月曜日

2012年に使った手帳

たまにこのサイトを開くと、あー年明けになんか下らないこと書いてそのまま月日が過ぎ去っているなぁと思っていたのですが、もう年の瀬なので限界ですし、ここ最近気になっていることやアウトプットしたいこともありますので、年末なので少し書こうと思っています。

サラリーマン風情にとって、手帳というのは非常に大事なもので、毎年11月ぐらいになるとLOFTやハンズの手帳コーナーでどれにするか小一時間悩んだりするのが恒例行事だったのですが、2012年はモレスキンの手帳を使ってみました。モレスキンの手帳にも色々ありますが、私が使ったのは見開きで一週間とノートになったソフトカバータイプのもので、2011年までつかっていたほかの手帳のデザインを踏襲したものとしました。


サイズ的には少し小さめですが、ポケットにも入るサイズなので非常に使い勝手は良かったです。あまり手書きでメモを取らない方なので、スペースもスケジュールとちょっとした備忘録が書き込めれば充分でした。ゴムで留めておくのも良かったです。ただ外見が地味なので、Appleのステッカーを貼っていました。あと、ペンを挟むスペースがどこにもないのが玉に瑕。ただ、全体的には飽きのこないデザインや使い勝手も含めてスタンダードになりそうな一品です。


結局2013年も同様にタイプの手帳にすることに。ただ、上に書いたデザイン的な不満を解消するために、専用カバーの導入を検討中です。



2012年1月4日水曜日

2012年 個人的展望

あけましておめでとうございます。
毎年、前のblogで年頭に3つの目標を立てていましたが、なんだか目標ではない年なんかもあったので、そういう形式はやめて今年は仕事始めの今日にここで色々な展望を書いてみたいと思います。とりあえず慣れない年始の挨拶回りなんかで神経使っていて早く寝たいので頑張って簡潔に要点だけ書きます。

  • クラウド一般化

既に昨年の段階で語り尽くされていたことかもしれませんが、クラウドというバズワードも一般化してきて実態も伴ってきました。特にamazonは既にPaaS事業者と言ってもいいくらいの姿勢で地位を確固たるものにしようとしているように感じます。ただ、昨年は石狩クラウドのさくらインターネットがビジネスをスタートしたので、国産クラウドも頑張ってほしいところです。
私は、所謂SaaS事業社と分類される企業に勤めているのですが、これからは我々のようなSaaS(ASP)事業社も、他社の展開するIaaS基盤を利用してビジネスを成立させていく方向にシフトチェンジすべきだと思っています。なので、我々もクラウド利用者となり、階層構造が多重になっていくのではないかと思っています。目指すところは、一般消費者に近い階層に近づくに従って、「システムを利用している」という感覚を無くしていくことだと思っています。これからはITツールがそこにあって当たり前のものになっていく時代であり、そのプラットフォームがクラウドになっていくのだと思います。とは言いつつも、我々の展開しているようなエンタープライズアプリケーションは、もう少し時間が必要かなとも思っています。理由は後述します。
クラウド一般化に必要なセキュリティやらの要素についての記述はここでは控えます。

  • エンタープライズアプリケーション岐路

一般消費者が日頃目にするツール、例えばSNSなんていうのは、ある程度成熟してきていると感じています。それは、使い勝手とか、ユーザーインターフェースからそのデータが格納される部分までのアーキテクチャ全体を含めてです。
しかしながら、エンタープライズアプリケーションは、これから岐路に立たされ、それについていけないパッケージなんかは淘汰されていくと思っています。詳しくはここで高井さんは書かれているので、もう何も書く必要がないのですが、要するにそういうことです。割愛しすぎ?まあ、私も高井さんの書いているのを見てハッとしてグッとした類なんで、要するに基幹系のシステムを長いことやってる会社は特にUIのところ、頑張れよってことです。これはうちの会社も含めて。なんか最近はUXとか言うらしいですが、私はあくまで「UI」です。これが前述したエンタープライズアプリケーションがまだ「システム」の枠を超えられないと思っている所以です。

  • エンジニアの多様化

昨年はamazonの玉川さんとか大谷さんと直接話をできたり、色々な著名エンジニアの方々の講演なんかも拝聴できました。その中で感じたのが、デキる方々は自らの仕事に一切セクショナリズムを持ち込まないということでした。それ、私のやることじゃない、とか、それはあの人の仕事とか、そういう発想が皆無です。とにかくできることはもちろんできないこともなんでもやってしまおう、どんな知識でも貪欲に吸収し続けてやろうっていうエネルギーに満ちていた気がしました。大谷さんなんかは、もともとソフトウェアエンジニアでしたのよね?なんで今amazonでインフラ売ってんのか若干理解に苦しみましたが、面白くて世の中のためになるからそういう場所に人が集まるんだと思います。そういう人たちにとって、プログラム言語がなんだとか、データベースはなんだとか、そんなこと意に介さないんでしょう(いいものは適材適所という意味で)。そして、こういうキーマンたちが業界を引っ張っていくことは間違いなく、私を含めた我々のような零細企業のメンバーも見習うべきだろうと思っています。


2011年は個人的にはどん底を這いつくばった一年でした。このblogもその産物です。2012年は少し上に行きたいもんですね。

2011年11月30日水曜日

【本】鉄の骨(池井戸潤)

直木賞作家池井戸潤さんの『鉄の骨』がようやく文庫化されましたので、読んでみました。ちなみに昨年夏にNHKでTVドラマ化されていて、その時から興味のあった小説です。
読後感を簡単に書いておくと、池井戸さんが本当に正しいこととは何かと葛藤しながら、立ち返るのはやはり公平公正な競争であったということだったのでしょう。「談合」という、一見業界全体を調整で救い共存共栄を目指していく日本特有の旧来からのシステムは、しがらみや利害関係、業界を守るためになかなか抜け出せないだけの悪しき風習であったようです。

この「談合」をテーマに主人公の平太が悩みながら沢山の人々とのかかわりの中で成長していくのがこの本のテーマだったようですが、社会人10年目の私にとっては、平太の先輩である西田吾郎の立ち振る舞いや仕事っぷり、考え方や発言にはっとさせられ、色々と振り返るきっかけになったのかと思います。
印象的だったのが、地下鉄工事発注のためのコストダウンが限界になりながら、さらなるコストダウンを他部署の部長から強要されたときに、彼ははじめこそ憎まれ口だけ言っていたのが突然理路整然とそのコストダウンの限界について説明し、更に誰もが納得せざるを得ないような対案を出してメンバー全員を納得させてしまったシーンです。仕事の中でできないことに対してああだこうだと言い訳がましく自己を正当化することは誰にでもあることだと思いますが、この西田はなぜダメか、そして代わりにどういう方法があるのかというところまで結論を出してしまうところがすごいのです。
実はこれは尾形常務の指示だったようですが、それを忠実にこなしてしまうあたりが、西田のTHEサラリーマンたる所以だと思います。

色々と思うところもありつつ、この本を読んでいてやはり感じてしまったのが、ゼネコン業界というのはやはり成熟している、そしてゼネコン構造と言われる我々のIT業界は未熟だなーということでした。コストに対する考え方や見積基準、設計手法や品質管理といった項目が非常に高い次元で標準化されているからこそ「入札」という制度が成り立つのであって、我々IT業界、特にソフトウェア業界ではこのレベルに達するにはあと何十年必要なのか途方に暮れてしまいます。ただし、このような状況が逆に言うとこの産業の繁栄につながるのかもしれません。今は何が正しいかわかりませんが、いつしか「談合」が悪いことであると誰もが認識できるような絶対的な基準が我々の業界にもできてくれればいいのに切に願います。そのためにはユーザー(発注者)側もITシステムというものに対して理解を深めるべきだと思うのです。

話は横道に逸れましたが、この『鉄の骨』はこのような性質の小説なので、『空飛ぶタイヤ』に比べて全体的に流れる後ろめたい空気感が世界観を作り出しています。そして、ひたすら純粋な平太やその世界に染まったと思わせる西田や他の登場人物も、その中で必死にもがいている姿がよく描かれている良作だと思います。仕事にもがき苦しんでいるサラリーマン(特に10年選手)は必読です。


2011年11月6日日曜日

【映画】モテキ

※ネタバレあり

映画モテキをようやく見ました!
なかなかロングヒットを続けているようですがそろそろ上映終盤戦のようで、私の地元幕張でも夕方一本しかやっていませんでしたので、娘を実家に預けて見てきました。

話はドラマ版から数年後の世界つまりリアルタイムな現在を描いた物語で、しっかりとtwitterやらナタリーやら、ポップカルチャーを背景に登場人物たちが縦横無尽にオシャレスポットを駆けまわる世界観が表現されていました。
藤本がPerfumeと踊り狂ったのは、あれはさいたまスーパーアリーナ周辺ですね。あそこは天気がいいと最高の場所です。ちなみに、東京事変『キラーチューン』のPVもあそこで撮影されています。幸世とみゆきがデートしていたおしゃれ立ち飲みBARはどこでしょう。恵比寿あたりでしょうか。愛が登場したガールズバーは三宿に実在するらしいです。などなど、今回もドラマのときと同じようにこうやって印象的なスポットが虚構現実問わずたくさん登場したのでした。
しかしながら、やはり全体的な構成として映画向けにまとめられてしまったなぁと苦言を呈してみると、

  • 中盤以降、幸世の脳内ひとりごとが聞こえなくなってシリアスになりすぎ
  • なんかよくわからないがハッピーエンドっぽい終わり方
  • 結局幸世がみゆき一途だったのは、ちょっとありえない

ドラマのモテキを見ている人間としては、やはり映画がシリアスすぎた感があります。特に中盤以降はもうちょっと笑いを取ってほしかったです。それと、幸世のキャラは、どっちつかずであっちもこっちも好きで結局誰も選べないっていうのが定石であるべきだと思いました。そんなところに多くの同世代の男性が共感し、多くの同世代の女性が興味深く見守ったはずだから。

とは言いつつも、やっぱりこのドラマというか映画の醍醐味のひとつである音楽については最高に楽しめました。一番鳥肌もんだったのがくるりの『東京』が流れ出したシーン。知っている曲の良さを再認識。このドラマというか映画を見ていると、自分版モテキ音楽をMIXしてみたい衝動に駆られますね。

2011年10月30日日曜日

Japan IT Week 2011 秋

10/26にJapan IT Week 2011 秋に行ってきましたので、全体的な俯瞰ということで記しておこうと思います。

今回も目的はクラウド コンピューティングEXPOだったわけですが、前回に比べて展示会は大幅に縮小傾向でした。今回会場自体が3分の1ぐらいになっていたように感じたのですが、この出展比率をどうやって事前に予測していたのかっていうのは知りたいですね。全体として言えるのが春はこぞって出展していたIaaS事業者がほとんど出ていなかった。amazonとかniftyなんか前回(春)は気合入ってたのに、ブースすらなかった。。。これが何を意味するのかはちょっと現時点ではよくわかっていません。誰か教えてほしいです。いずれにしろクラウドの熱狂も冷めて、実際に業務に適用する際にどうやっていくのかっていうのを冷静に見る段階に入ってきたのかもしれないですね。これからクラウド(IaaS)が本格的に業務利用されるってことだと、個人的には前向きに捉えて歓迎しています。

さて、次。

今回は展示場の規模感もあり、ちょっとスマートフォン&モバイルEXPOにも顔出してみました。実は発注やらSFAやらのアプリケーションを見に来た顧客ユーザー部門のマネージャーと一緒に回ったのですが、明らかにそういう雰囲気ではなかったのが印象的でした。今回の展示会は全体的にユーザーフレンドリーではなかった。
逆に言うと、スマホやタブレットが本格的にビジネスシーンに入ってきているというのを感じました。というのも
  • スマホやタブレットの監視セキュリティアプリ
  • スマホやタブレットを企業ネットワークに参加させる機器やソフト
が今回の展示のメインコンテンツであったように感じます。これって、すごいことだと思います。今まではなんとなくおーい流行りだからとりあえず面白いアプリ作っとけよみたいな風潮だったのが、ビジネスで使うためのインフラを整えようよって動きになってきたことで、時代を一歩進めるためには避けては通れない道なわけです。(個人的には監視やられたら怖いですけどね。)
ユーザーフレンドリーではないと言った所以は、こういった傾向は完全に情報システム部門やシステムベンダーの仕事であって、ユーザー部門が考えることではないということです。

最後に少しだけWeb&モバイルマーケティングEXPOにも顔を出しました。やはり企業マーケティングにtwitterやfacebookを使ってどうする?みたいなネタの宝庫で、これはノウハウとしては必須なんだということをあらためて感じました。

全体として、規模は小さくなりましたが、業界の動向は今まで以上に把握しやすい展示会だったと思います。さて、次の春はどうなることやら。どうしても記したかったので10月の日付で残しておきます。

2011年9月10日土曜日

第4回 クラウドごった煮

第4回 クラウドごった煮に参加してきました。まずはじめに、今年の中旬あたりからAWSに興味を持った結果、この界隈の方々と話をさせてもらったりしましたが、皆さん相変わらずいい意味で肩の力の抜けたゆるい雰囲気でやられてますね。そして、皆さんしゃべるのが異様にうまいです。どうすればああいう風に人前で話せるようになるのでしょうか。見習いたいけど見習えない。

さて、今回は海外クラウドの最新動向と国産クラウド事情ということで、一般的に「クラウド」というキーワードでHITするベンダーの中の皆さまが、LT形式で次々とプレゼンしていくといった内容でした。普段は皆さん競合する相手ということで非常にエキサイティングかつ濃密な時間だったと思います。以下で全てのツイートがトゥギャられてますので、お時間のある方は追っかけてみてはいかがでしょうか。
20110909_第4回クラウドごった煮(#cloudmix )

個人的にいくつか気になった点
海外クラウド最新動向
■AWS関連
  • 新リージョン:AWS GovCloud(政府機関向けリージョン)がUSで開始
  • AWS Direct Connect(所謂専用線サービス)がUSでスタート。日本での数ヶ月以内にサービスインの見込み
  • Eclipseに続きVisual Studio向けのToolkitを提供開始
■GAE関連
  • 課金体系が変更されたことについて詳細を話していました。
  • 要するに、ちゃんとやればそれほど高くないよ、と。
■Windows Azure関連
  • 他サービス(たとえばAWSと)VPN接続可能に
  • オンプレ連携を意識している
  • Azure SDK for スマートフォン
  • 多言語で利用可能(RubyやErlangも!)

クラウドのコミュニティ事情
ここで話されていたJAZUGの安東さんの話は非常に興味深かったです。IT系女子会の存在自体は聞いていたのですが、実際どのような経緯でどうのように活動しているかというの聞いて、ピュアなガールたちが真摯に技術に取り組もうという姿勢が見えてよかったです。こういう部分は我々の業界でも男女問わず見習うべきだと思うのですが、果たしてそれほどの熱意を持った若者がいるかどうかは不明です。UST貼っておきます。



Video streaming by Ustream

国産クラウド動向
■BIGLOBE
  • キーワードは「日本品質」
  • セキュリティへのこだわりを感じる
  • 逆に言うと価格メリットが出せないのを「セキュリティ」でごまかしている?
■IDCフロンティア
  • 世界標準、ここでも日本品質
  • CloudStackを利用した他サービスとの親和性の高いクラウド
■IIJ
  • 現在月間売上1.8億円
  • 1社平均月間45万円
  • 会社紹介長すぎて時間足りず
■GMO
  • オートスケールアップ、アウト
  • 月額950円から
■さくら
  • まだ出ていない
  • 性能、安定性、機能、拡張性にこだわった普通のクラウド
■NIFTY
  • 導入実績900社超
  • VPN、FWリリース
  • 送受信10TBまでは無料
  • SDK for Ruby
  • Oracle使えます!!

といった感じでそれぞれのピーアールから特記事項だけ羅列させてもらいました。
このあとでパネルディスカッションだったのですが、そちらについてはUSTを貼り付けておくので興味がある方は見ておいてください。上の各社の発表も入っているので少しボリューム感がありますな。



Video streaming by Ustream

皆さんもツイートされていましたが、やぱり国産ではさくらインターネットの注目度が抜群でした。もちろんまだ出ていないので、田中社長が何を仕掛けてくるのかというのが気になっているんだと思いますが、彼のビジネススタンスもブレがなくてシンプルで非常にわかりやすいですね。
低付加価値にしてコストで勝負するという発想は、普通の経営者では踏み出せないではないでしょうか。そもそも経営者とはもっとギラギラとしていて何でも食ってやるぞ的な雰囲気を持っている方が多い気がしますが、彼の場合は所謂ユルフワ系の雰囲気でいい意味で肩の力が抜けている気がします。


雑感
弊社は、業務系アプリをASPサービスで提供する会社でして、10年前からインターネットを使ったサービス提供という形をとっていたため、当時は業界(主に物流)では割と先進的なことをシステムでやっている会社という位置づけだったようです。私もその頃入社しましたが、当時世間ではASPで業務系システムをやるというのは非常に抵抗が強く、やれインターネットが不安定だとかやれ帳票はきちんと出るのかとか現場では散々いじめられました。現場に行って2000枚の帳票をテスト的に出力して無駄になった紙の束抱えてドヤ顔してたこともありましたっけ。
それから、ご存知の通りブローバンドの普及によって回線に対する不安感は払拭されると同時に、ASPサービスは「SaaS」そして「クラウド」と名前を変えて、名前先行でここまで来ているわけです。弊社も都度サービスの名称を変えながら来ているわけで、これについては社内でも割と感情的にそのマーケティング方法に対しての議論もあるわけですが、営業的には、まあそれもありじゃねーか?と思っています。本来の「クラウド」という定義からは、われわれのサービスもずれているとは感じないからです。要は提供される側がどう受け止めるかということが重要だと思っています。
ただ、今回のイベントで出てきている各クラウド(IaaS)ベンダーや世間的な動向を知らずに「うちはクラウドサービスやってます!」と偉ぶるのは少し違うのかなーという気がしています。まず世の中の大きな流れやビジネススタイル、スタンスを把握した上で、弊社としてはどのような立場、スタンスで業界にアプローチしていくのかっていうのを明確にしておく必要があると思います。ということで、経営者や上役の方々は色々と忙しいと思いますので、現場にいる我々が勉強して正しい現状を社内外に伝えることが重要ですね。
それとまあ、われわれSaaSベンダーとしても、自社でハードウェア資産やネットワーク資産を持つ限界を感じていますから、これからこういったベンダーとまさにcloudmixしていくには何がベストかというのをより進んだ次元で考えていかないといけませんね。つうわけでなんか今度IIJの営業さんが来るみたい。

そういう意味だと今回のイベントは一度に多くの方の話を聞けましたので非常に有意義でした。というのも、私はほぼAWSオンリーしか注目していなかった質でしたので。

最後に国産ベンダーの皆様から出たAWSへの印象を一言で表すとってやつ、あれ少しひがみっぽくも聞こえてしまいましたが、海外、国内両方共是非ぶれないスタンスで良いサービスを提供して欲しいものですね。まとまりませんが、クラウド入り口から中の様子を覗いている非技術者の雑感でした。

後日追記:
第4回クラウドごった煮( #cloudmix )へ行ってきました
2011/09/09 #cloudmix 第4回クラウドごった煮にお邪魔してきました

2011年8月16日火曜日

GoogleとApple

ここのところ、音活の方に熱心でこちらの更新をしていませんでしたが、昨日Googleがモトローラ・モビリティを買収というどえらいニュースが舞い込んできましたので少しだけ考察しました。
今回の買収は総額125億ドルを投じて行われると発表されていて、Googleがサービスやソフトウェアだけでなくついにハードウェアの世界に進出してくると業界は騒然としているようです。そして、このGoogleの動きは、明らかにAppleを意識していると言われています。
確かにGoogleとAppleは比較対照的に取り扱われることが多いようです。しかしながら、両者には圧倒的な違いがあると認識しています。私は以下のように思っています。
  • Appleは帝国
  • Googleは合衆国
Appleは、スティーブ・ジョブズを頂点とした圧倒的にコンセプチュアルな集団を創りだそうとしています。MacやiPad/iPhoneに代表されるように、わかりやすく万人にも受け入れやすく、それでいて統制の取れたハードウェアやソフトウェアを一矢乱れぬ総合力で世の中に次々と投入していきます。そこにはカリスマであるスティーブ・ジョブズのプレゼンテーションから始まる、少し宗教じみた熱狂を感じます。そして民衆は共産主義に飲み込まれていくようにAppleの虜になっていきます。
(Appleと比較するには少し違和感のある部分もありますが)対してGoogleは、色々なサービスを「ベータ」として世の中に投入していき、シンプルにスタートしたはずのサービスがいつの間にか高機能かつ生活に密着したサービスになっています。これは検索エンジン、Gmail、カレンダーやDocsなど全てのサービスに言えることです。
しかしながら、Googleのサービスは、残念ながらAppleのように統制が取れていません。それぞれのサービスが独自に進化しています。根っこの部分ではきちんとコンセプトを共有していると思いますが、例えばこのblogエンジンであるBloggerはGoogleの買収されたサービスですが、ほかのサービスと使い勝手が異なるし、言われなければGoogleのサービスだとわかりません。Appleにはそういうことがありません。

どちらがいいとか悪いとか、そういうことは言うつもりはありませんが、どちらもリスクがあったり、反対に戦略的なものがあると思いますし、私レベルなんかでは到底想像もつかないレベルでの戦略がありそれぞれの内外の攻防戦が繰り広げられているのだと思います。そして、そんなことを考えると少しワクワクしてきますし、生きているうちにある程度の決着が見たいと思います。企業論や組織論を語る上でこの2企業+MSというのは非常に面白い題材になると思っています。
話はそれましたが、帝国のAppleと合衆国のGoogleの切磋琢磨は世の中にとって素晴らしいものを産み出してくれると思っています。人間の英知の結集や努力の結果がもたらすのは人間の幸せだと思うので、歓迎したいしこれからも注目していこうと思います。
それにしても125億の買収って・・・ww

2011年7月28日木曜日

夏フェスの持ち物

気づけば本格的な夏フェスの季節ですね。今週末はいよいよFUJI ROCK FESTIVALです。苗場は天気悪そうですね。FUJIに行く方々は私からみるとFES上級者ですね。あの環境を遊びこなすというのは、相当準備しないとできませんね。
私はと言えば、基本的に夏フェスは2004年からひたちなかで行われているROCK IN JAPAN FES.に参加しています。昨年は娘が0歳児でしたので不参加でしたが、今年は子連れで復帰です。今週末はそのための買出しに行きます。
RIJFは、環境が良くて初心者にも敷居が低めのフェスだと思います。ですが、やはり炎天下の中で行われることにはかわりなく、それなりの準備が必要です。私も2004年は適当な準備で参加してえらい後悔したもんです。特に日焼けに対するケアは事前事後必須です。備忘録的な意味合いも込めて、持ち物リストでも作成しましたので、おそらく今週末に買出しをするであろう皆さまの参考にでもなればと思います。
  • 身につける物
当然ですが、行く日程に合わせてぎりぎりではなく余裕を持たせるべきです。大事なのはこんなところでお洒落してもしょうがないよってことです。サンダル行動もやめてください!雨具を忘れずに!今年は天気大丈夫かなー・・・。
  • 基地
RIJFはFUJIほど過酷ではないので、テントまでは必要ないかもしれません。実際私は昨年までレジャーシートのみで過ごしています。レジャーシートを敷いておけると割と便利です。クロークに荷物わざわざ預けなくていいし、飲み物を大量にクーラーボックスに入れておくこともできますし。疲れたら寝られるし。
  • 貴重品
でかい財布と余計なカード類は置いていった方がいいです。最低限にして小さなポーチに入れましょう。私は2004年にウェストバッグを斜めがけて行ったのですが邪魔で仕方なかったので、翌年からグレゴリーのミニポーチをベルトにぶら下げて行動しています。これでも邪魔に感じる時があります。最近はこんなのが出てるようですね。
これはいいですね。スマートフォンにもぴったりです。
  • その他
できれば持って行きたいのは、屋外用の携帯充電器と懐中電灯です。携帯なんて見ないなんて方はいいですが、最近では会場でツイートなんているとすぐに電池がなくなります。ただ、会場で電波が入るかどうかは別ですが・・・。SBへの訴えはこちらをリツイート願います。懐中電灯は夜のお片づけに必須です。

懐かしい!RIJF2004。

最後に、日焼け止めは忘れずに!

2011年7月26日火曜日

Cloud Days Tokyo 2011 〜オリンパスの社内クラウド構築事例〜

日経BPの無料セミナーCloud Daysが開催されたので行ってきました。今回はのっけからオリンパスの北村本部長による社内クラウドの構築事例発表ということで、ほぼこれだけが目的で行ったような感じでしたので、そちらのポイントだけ少しメモしておこうと思います。オリンパスはCloud Innovation Awardの第1回受賞企業で、社内クラウドの取り組みについては有名だったので興味があったのですが、今日の講演で実態がわかりました。
とりあえず公演中にがんばってメモりましたので貼りつけておきます。


印象的だったのは、クラウドを始めようとしてクラウドになったわけでなく、最適化の結果の形がクラウドになったということ、それと「社内クラウド」という言葉を経営陣への説明のためのツールとして使っていたことです。はじめに進めていたインフラの最適化のひとつの解答がクラウドという形態になっただけということでした。しかしながら、その結果が招いたのは様々な効果的な事象だったとのこと。それは、サーバの納期や統合によるコスト・カットといった一般的に言われている事象にとどまらず、ガバナンスの強化やセキュリティ、BCPの強化にもつながったということで、最後はこの形態(社内クラウド)がITインフラ・マネジメントの集大成であると断言して終了しています。
講演を聴いて、率直な感想ですが、社内クラウドでここまで徹底的な構築事例は聞いたことがないというのと、極端な話、このオリンパスのインフラ、外販できるよねってことです。色々な制約で難しいとは思いますが、そこまで成熟していると感じました。
しかしながら、このプロジェクト、一体いくら投資したんだろうな。半端な金額じゃできないもんな。これが一番最後の私の感想です。


早くも記事がUPされていますので、リンクします。


この講演のあと、呼び出し食らったので今日はここまででしたorz

2011年7月17日日曜日

ふなばしアンデルセン公園

ふなばしアンデルセン公園。なかなかよかった。小さいお子さんお持ちのお父さん、お母さん、水遊びできますよ。親も濡れていい格好で行くべし。

2011年7月16日土曜日

Re: ベンチャーが人が増えてぬるま湯の勘違いダメ会社になった例

ベンチャーが人が増えてぬるま湯の勘違いダメ会社になった例を読んだら、どうにも反応しないといけない気分になってしまいました。ちなみに、弊社は一応ベンチャーですが、それほど急成長しているわけではありません。私は10年前に入社しましたが、当時40人の社員が今は80人というような会社です。ちなみに、私も古参の部類に数えられます。
自己保身のために平気で嘘をつく。同僚を陥れる。
いるいる!私、つい最近嘘つかれて陥れられそうになりました。
ドキュメント不要。コードが全て。
やるやる!ドキュメント工数入ってるのかって問いかけると、いやそれは必要ありませんとか開き直られることがある!よくわからないw
古参は世間よりスペックが低くなってきているのにいまだに優秀な人材だと思い込んで口だけ動かして、手は動かさなくなっている。
口だけ動かす!口だけ達者なお調子者いる!ふたつ上と同一人物だったりする!


いや、これってこれ以上書くとなんか会社批判にしかならなくなってくるので危険なのでこんなところにしておきますわ。このエントリーはおそらくどこかの急成長企業のお話でしょうね。SNS系でしょ、多分。弊社は多分3割ぐらい当てはまりますが、上に書いた(鬱憤晴らしただけですが)ように、特定の社員に限定されている部分が多いですね。組織として救いようのない状態に陥ってしまうとどうしようもないですが、まだまともな方もそこそこいるようですし、使えない輩は無視してとにかく自分のやるべきことを実直にこなしていくのがいいですね。弊社もまともな会社にしたいです。

2011年7月15日金曜日

【本】空飛ぶタイヤ(池井戸潤)

たまたまこの上下の小説を読了した日に、作者の池井戸潤さんが初めて直木賞を受賞されました。何かの縁を感じますね。この『空飛ぶタイヤ』も直木賞候補に挙がっていたそうですが、入選しなかった作品。それでも、久々に小説にどっぷりのめり込むことができた、個人的には絶賛のすごい作品でした。


主人公の赤松は、どう贔屓目に見てもよくいるヒーローとは言いがたく、むしろ私の嫌いな頑固親父タイプ。話はこの赤松を中心に展開していくのですが、世間や組織の中で悩み苦しむ男たちが、それぞれの答えを見つけながら少しづつ前進していく様は、誰もが感情移入しのめり込むはずです。
それと、例えばホープ自動車の狩野であったり、同じ小学校の保護者の片山、真下、それに東京ホープ銀行の巻田などなど、いたるところに現れるイヤな所謂敵役に配置された登場人物たちがさらにのめり込ませる要因になっていたのかと感じています。この人達は徹底的にありえないくらい「悪」です。救いようがないぐらい。この「悪」に対して立ち向かう赤松やホープ自動車の沢田に読者は感情移入せざるをえないはずです。
しかしながら、この小説は本当に後半の後半、マラソンで言えば40キロぐらいに差し掛かるまで、赤松や沢田に対する未来への希望が見えてきません。箇所箇所で言えばそれなりに救われる描写もあるのですが、物語の軸になっているホープ自動車のリコール隠しの決定的な証拠が描かれるのは本当に最後の方なのです、それ故、ここまで暗澹と読み進めた読者はきっとその瞬間アドレナリンが湧き上がって興奮してしまうこと請け合いです。
また終盤全てが解決していくさまは本当に清々しく、後味も非常にいい小説です。


池井戸さんの他の作品はドラマ化された『鉄の骨』にも興味があり、そのうち読みたいと思っているのですが、他の作品も手にとってみようと思います。

2011年7月14日木曜日

Mac奮闘記 〜移行アシスタント〜

さて、移行アシスタントを昨晩から実行し、約15時間かけて成功したようなので、今現在は元の環境で使えています。色々と細く設定したキー設定やデスクトップアイコンなんかも再インストール前の状態に完璧に戻りました。これがMacのすごいところかもしれませんね。


今日のTips:移行アシスタント
移行アシスタントは「ユーティリティ」の中にあります。実行すると以下のような画面から始まるので、手順に沿って進めていきます。
この後の「転送するシステムを選択する」で、きちんとTime Machine先のNASをマウントしておけばそいつが選択されます。
バックアップのデータ量によると思いますが、私の場合は15時間強かかりました。それでも同じユーザーでログインしたときに寸分違わない姿で開始できたのはすごいですね。
注意点。Macがスリープ状態に入ってしまうと、そこでネットワークが切れてエラーで終了してしまいます。これで私は、2回失敗しました。

2011年7月13日水曜日

Mac奮闘記 〜Apple Store, Shibuya〜

前回、無事NASにTime Machineを開始して約3日かけて全てのデータのバックアップを終了しました。その後意を決してOSから再インストール。結局、今回の(個人的)騒動の発端になっているトラックパッドのクリックできない問題は改善しませんでした。こうなると、行き着く先は修理の二文字。ちょうど昨日渋谷を経由する用事があったので、帰りがけにApple Store, Shibuyaに寄ることに。


今日のTips:Genius Bar
Appleでは、修理というか、いろいろな相談に乗ってくれるGenius Barという技術サポート窓口がありますので、事前に予約して行きます。私は、16:30に予約したので5分ぐらい前に行ってみたいのですが、渋谷店の2階は人でごった返していました。奥の方にGenius Barの表記とともにカウンターがあり、その前で青いTシャツを着て気取ったGeniusたちがカウンターチェアに座った困った素人たちを相手にしていました。Geniusは全部で10人ぐらいいたかと思いますが、あごひげ率と長髪率が高かったです。一番ビビったのが「ジョニーさん!」と真顔で呼ばれていた日本人のGeniusがいたことです。
さて、私の話ですが、5分ほどオーバーしてから名前が呼ばれました。まるで病院の待合室で呼ばれた感覚。担当のGeniusはジョニーさんではありませんでした。症状を話すと、MacBook Proの電源を上げて少しだけ確認して「トラックパッドの交換ですね」と即断。すぐ持ってかえりたいのであれば20分ぐらいで作業できるとのことでお願いしてしまいました。
待っている間、隣では大学生風の女の子がホワイトの筐体のMacノートのキーボードが利かなくなったと相談中。本を読むふりしつつ横目で見ていました。Geniusの対応見ていると、いろいろ勉強になるなー。

作業が終了して戻ってきた私のMacBook Proは見事にトラックパッドのクリックが利くようになっていました。原因と今後気をつける点を聞いたところ、トラックパッド内についているボタンは非常に小さい部品でここはどうしても使っていると消耗してしまうことを教えてもらいました。今回の件で相当タップでの使用になれましたので、それで使うのもいいかなという気がしています。
肝心の費用は、部品料と技術料で占めて8605円也。


さて、無事戻ってきたMacBook Proですが、現在移行アシスタントというユーティリティを使用してTime Machineバックアップを元に戻し中です。こちらも少し難航しておりますので、終了したらこちらに書きたいと思います。

2011年7月10日日曜日

Re: SIビジネスの流れ(専門SI編)

SIビジネスの流れ
数日前、こんなエントリーが話題になっていたので、零細企業である我々の視点からSIビジネスの流れを書いてみようと思います。ただし、私は業種専門ベンダーの人間なので、そこのところご理解願います。

零細業種専門システムインテグレータ(SI)のビジネスは大きく以下のような流れで進みます。
  1. 集客
  2. 営業
  3. 要件定義
  4. 設計
  5. 製造
  6. テスト
  7. 導入
  8. 検収・請求
  9. フォローアップ
集客
どんなビジネスでも同じですが、まずは見込み客を集めます。システム開発に興味を持ったお客様を探しアポイントを取ります。よく使われるかどうかわかりませんがその手法に、無駄に金をかけてSEO対策を施したホームページを利用する、何をやっていいのかよくわかっていないのに世の中の流れだからとTwitterマーケティングやFacebookマーケティングに手を出し担当者が途方にくれてしまうなどがありますが、結局のところ自社のユーザの紹介や人脈による紹介がもっとも集客確度が高かったりします。
最近では「中国」というキーワードでも集客ができるようです。

営業
アポイントの取れたお客様に直接、自社の提供するサービス、商品の説明を行います。また会社の紹介も同時に行います。お客様が「ある程度の金額」をかけてソフトウェア開発を行いたいと意思表示をされた場合に次の段階に入りますが、「ある程度の金額」にかなりの格差があるので注意が必要です。事前にどの程度の体力がある企業なのかリサーチした方が無難です。
また、決裁権の全くないお客様と話をする場合、興味本位で話だけという場合があるので、新規開拓の場合は、ある程度割り切りを持って臨むことがコツです。
お客様から提案要求があった場合、このフェーズで提案書を作成します。ここでは詳細な要求が引き出せない場合が非常に多いので、見積も「概算で」とお願いされる場合がほとんどで、多くの場合はどんぶり勘定になりがちです。営業系の人間はなるべく安く、開発・運用系の人間はなるべく高く提案したがります。結局は零細、中小ベンダーは提案に金額面のメリットしか出せませんので、役員が大幅な値引きを決断して強引に案件をまとめに行きます。

要件定義
まれに要件定義を営業活動の一環とすることがあるようですが、自滅するので絶対にやめた方が身のためです。上流工程で金を取らないなら一体どこで取るのでしょうか。ここで費用をかけないで片手間にやってしまうと、後続の工程でいわゆるデスマーチに入ります。
案件がまとまると、お客様の要望から実際に開発するシステムの要件を作成します。この段階で、営業中に聞いた話と大きく食い違うことがあります。提案依頼をしたのが情報システム部門で、要件定義にユーザ部門が参加してきた場合、提案時の仕様はほとんど意味をなさなくなります。そのため、「要件が膨らむ」ケースが非常に多く発生します。
最近では、要件定義フェーズを分割してこの成果物で一度検収をあげてしまう準委任契約がトレンドのようです(高井さん談)。確かに。

設計
要件定義後の再見積でたいてい大揉めしますが、それがまとまると設計に入ります。詳細設計、内部設計、外部設計、基本設計、プログラム設計などという単語が乱れ飛びますが、企業によって呼び方、組み合わせ方とその意味するところがかなりまちまちなので、あまり単語に惑わされないようするといいと思います。要するにここでは、要件定義で決まった「何を作るか」に対して「どう作るか」を決めていくことになるのです。ひどい場合は、この工程を飛ばしていきなり製造に入るケースもありますが、このフェーズもドキュメントを残してきっちり仕上げていかないとたいていトラブります。

製造
ひたすらプログラムごりごりごりごり。製造原価を安く上げようとして外注を入れますが、この前の設計フェーズできちんとやれていないケースが多いので逆効果になります。ただし、素敵な設計書がある場合、スムーズに製造が進むことも当然あります。
大事なのは、ここできちんと単体テスト結果を出しておくことです。

テスト
製造が終わるとテストに入ります。この工程も、結合テスト、システムテスト、運用テスト、ユーザーテストなどいくつかの工程に分かれています。製造段階できちんと単体テストされていても、いざ結合テストをやるとまったく前に進まなくなるなんてこともしょっちゅうですので、このフェーズあたりから徹夜モードに入るプロジェクトをよく見ます。
それぞれのテスト工程において、テスト計画とその結果報告が要求されますので、捏造せずにきっちり仕上げましょう。後悔するのは自分たちです。

導入
この工程でもまだテストしながらなんてことが非常に多いです。本稼働前に並行稼動をやる場合もあるのですが、下手をするとここに来て仕様が現場の運用にマッチしないとか、これじゃ使えないとか言い出す現場の方々が現れますので、徹夜モードでとにかく本稼働に間に合わせるために仕様書、設計書度外視でプログラム修正に入るなんていう最悪のケースがあります。契約なんて糞食らえです。これがあとで火を見る序章になったりします。

検収・請求
上記までの通り、プロジェクトは往々にしてトラブりますので導入は大抵の場合遅れます。しかし、導入が完了しようがしまいが、ベンダーは自分たちの都合で検収を上げてくれとユーザに懇願に行くことになります。そうしないと、キャッシュが回らなくなるからです。ユーザもある程度事情を理解していることが多いので、ある一定の条件のもとに検収を上げてくれることも多いです。そうやってベンダーはユーザに対してどんどん負い目を作っていくのです。

フォローアップ
最近はIT全般統制などでドキュメントの整備を非常に厳しく要求されるのですが、導入時にその場その場で対応した突発的な回収などは要件定義書や設計書に残っていないことが多く、担当したSEはそのフォローアップでしばらくの間、手が離れない状態になります。そうこうしているうちに当初の契約でどこまでがシステム化範囲だったのかというのも不明確になり、瑕疵担保期間まで縛り付けられるのをよく目にします。それどころか、保守契約を盾に瑕疵担保期間後も縛り付けられているなんていうのまで見たこともあります。
そうやって赤字は垂れ流されていくのです。


以上、零細SIビジネス上から下まで。

2011年7月8日金曜日

Mac奮闘記 〜NASにTime Machine〜

ここのところ、だいぶMacをいじくる時間も少なくなりました。相変わらずトラックパッドのクリックはできないまま、不便な状態が続きますが、6月終盤にあった知人の結婚式用のプロフィール用DVDの制作も終了したため、すっかり気の抜けた状態です。先日書いたとおり、まずはTime Machineを使ってNAS(アイ・オー・データのHDL-S)にバックアップを取ろうと奮闘しておりました。


今日のTips:NASにTime Machine
そもそも、Time Machineを開くと、Time Capsuleじゃないとダメと怒られてしまうのでハナからあきらめていたのですが、きっと自分がやりたいことは誰かが先に実現しているはずだ!という某師匠の名言を思い出し調べていたら色々と見つけてしまったのでした。
はじめに参考にしたのは、下記のサイトです。
こちらでは、律儀にディスクユーティリティなんかを使ってやる方法が書かれていたので、そのままやればうまくいくのかと思ったのですが、どうにも肝心な細かいところの記載がなくてパズルを組み合わせてもなかなかうまくいかずっていう感じでしたので、別のサイトを探しました。見つけましたよ、
ターミナルだけ使ってシンプルに実現する方法を!こういう硬派なやり方が最もわかりづらいようでわかりやすい。ということで実行していきました。それじゃLet's ターミナル!
hdiutil create -size $200g -fs HFS+J -type SPARSEBUNDLE -volname "Mac2009 Time Capsule" コンピュータ名_EthernetのMACアドレス.sparsebundle
これでローカルにディスクイメージが作られます。ディスクユーティリティを使うとマウントしてしまうので、コピーの時とか色々と厄介だと思います、はい。
次にNASをマウントしておきます。NASにディスクイメージを移動してそこに対してTime Machineを取ろうっていう魂胆です。
rsync -avE /Users/koyossk/コンピュータ名_EthernetのMACアドレス.sparsebundle /Volumes/disk/.
cpコマンドでもOKでしょう。普通にFinderからでも問題なしです。次にローカルに残してある余計なやつは念のため消しておきます。マウントされていないのでrmコマンドで消せてしまいますよ。
ここまで来たらTime MachineからNASを見えるように以下のコマンドを打ちます。
defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1
これでTime Machineを開いてディスクを設定してやって開始すればOKです。


私の場合、これを実行するのに1週間かかりました。堂々巡りです。色々と調べているとディスクイメージ名のMACアドレスはMacBookの場合はAir MacじゃなくてEthernetのMACアドレスですよと様々なところでしつこく目にします。ふん、俺はそんな間違いしてないしーと思い続けていたのですが、何度やっても一向にうまくいきません。実行するたびに/var/log/system.logを見ていたのです。そんなこんなで1週間。
そこで今日あることに気づいてしまいました。なんとなんとなんとEthernetのMACアドレスの末尾一文字を間違っていたのです。。。そう、本来は「c」のところを「d」と。。。


久々にコマンドにはまって、昔を思い出しました!往々にして、はまるときは単純なミスだよ!

2011年6月28日火曜日

Mac奮闘記 〜コンピュータ名の変更〜

マイMacBook Proちゃんにトラブル発生中です。トラックパッドのクリックが全く効かなくなってしまいました。今はタップでしのいでいる状況ですが、ここのところ効きが悪いなと思っていたら完全にダメになってしまったので、何か原因があるのだと思い色々と調べていたのですが、ちょっと今のところお手上げです。PRAMクリアでは、直らない模様(というかそもそもPRAMクリアが成功しているのかどうか不明)です。
で、色々調べていたところ、クリーンインストールをやれ的なエントリーもチラホラ目にしてしまったので、今度は、我が家にあるI-O DATAのNASに対してTime Machineでバックアップをしないといけないと思いそちらも調べていました。そもそもAppleのTime Capsule使わないとできねーんじゃねーの?ってあきらめていたのですが、どうやら頑張ればできるようです!これはいまのところ、ちょっとまだ実行できていないので、次回書きます。

そうやって色々と調べているうちに、そういやこのMac、買ったときに本名で登録したらずっとログインのときに「○○(本名)のコンピュータ」って出てくるようになったなと思い出し、ちょっと変えたいなと思って変えてみた次第です。

今日のTips:コンピュータ名の変更
変更は[システム環境設定]→[共有]から簡単にできてしまいました。「コンピュータ名」を書き換えるだけです。

ついでにNW共有名も変えておきます。

2009年に購入したマシンなので、シンプルにMac2009というコンピュータ名に無事変更されました!

2011年6月14日火曜日

Mac奮闘記 〜強制終了〜

今日のTips:強制終了
ただいま、Seashoeという画像編集ソフトがフリーズしました。めったにアプリケーションがフリーズすることのないMacですが、たまにこうやって動かなくなるとついつい強制終了のコマンドを忘れてしまいます。Winでいうctrl+alt+deleteですね。


今はレインボーが回り続けている状態です。この場合は、「コマンド」キー+「ピリオド」です。


・・・効きませんね。



そういう場合は、「コマンド」キー+「option」キー+「esc」キーで下の画面のように、アプリケーション終了画面を出します。Winと同じようなもんですね。
強制終了すると、下記のような画面が出てくるので、一応appleに送信しておきます。こんなの送ったところでなんかしてくれると思えませんが・・・。


しかし、Macのレタッチソフトって、貧相なのが多いな。WinのJTrimみたいな使いやすいやつ、出てくれないかなーという愚痴で終わりにします。